兵庫県西部 オサムシ道楽の旅
兵庫県西部 オサムシ道楽の旅





午前八時頃、ながみねさんの最寄り駅に待ち合わせてそのまま新快速とかを乗り継いでいく。
しかし、途中で新快速に遅れてしまったので到着が1時間遅れた。
その間ミスドに入って時間を潰したり、こんな電車を撮った。
急行せっつ君、出番だよ。

んで、これとは違う電車に乗って一時間ちょっとで目的地についた。
赤土が目立っている。
で、早速掘り始めた。
そして、約10秒後にながみねさんがアキオサムシを出した。赤い。
そのすぐ後に、ながみねさんがヤコンを出した。
しかし、我々中一は採れない。しかし、しばらくするとみねやまさんがアキオサムシとアキタクロナガオサムシを出した。
僕は焦ってあちこち崖を崩すが何も出ない。
そのうち、みねやまさんがマイマイカブリまで出す。
僕はハネカクシとビロウドコガネしか出していない。
ハネカクシ。
だんだん萎えてきて、投げやりになってきた。
で、適当に飯を食ってしばらくボーッとするとやる気が出てきたのでまた探す。
しかし何も出ずにタイムアップ・・・と思いきや。
電車の出発まで20分しかない。
ここからタクシーを呼んだら絶対に間に合わない。
という訳で、一時間延長。
杉だらけの斜面を抜けると、また崖がある。
ながみねさんが崩す。
早速アキオサムシが出る。
僕も崩す。
早速コガネムシの幼虫が出る。
みねやまさんが崩す。
早速アキオサムシが出る。

・・・・・・・。
そのうち、ながみねさんがカエルを出す。
写真を撮る。
まだ寝ぼけている。
ながみねさんがカナヘビを出す。
写真を撮る。
こっちはなかなか素早い。
ながみねさんがコクワガタを出す。
写真を撮る。
噛まれた。アウアウ(゜д゜;;)アウアウ
結構痛い。
で、僕は適当にスコップを使って掘る。
まず、大きな穴が空いたが、それに気付かずに再びスコップを振りおろす。
その直前に気が付いた。
穴に見事なクロナガオサムシが。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
チュウゴククロナガオサムシだ。
完品個体。
中脚のツメが欠けているというのは秘密だ。
生態写真撮ればよかったなー。
p3210191.jpgこれは家に帰ってから撮ったもの。
TOPページの画像もこれに変更した。
とにかく採った。
しばらく茫然自失してそいつを見つめる。
そのとき、突然鼻がひん曲がりそうなほどくさい臭気が鼻を突いた。
ぐわぁぁぁr4いrdxyふt5rkjじyへgy!!!くっせぇーーー!!
このとき初めて僕はクロナガオサムシがオサムシの中で一番臭いということを学習した。
これで、この採集は幕を閉じる。
この後、「タダアキーーー」とか叫びながら崖を崩したが何も得られなかった。
この時の様子を横で見ていた人がいたら、こう思うに違いない。
「きっと、土砂崩れに巻き込まれてあの崖に埋まっているタダアキさんという人を探しているんだ。」と。
まあ実際崖に埋まっているし、それほどまでに必死に崖を崩していたのだ。
しかし、何も得られずタイムアップ。
考えてみれば、ここから家に帰るまで4時間もかかるのだ。
結局帰ったのは9時40分頃。
途中の電車では大きな悲劇が起こったが、書くと長くなるのでながみねさんの採集記を参考にしていただきたい。
ながみねさんが採集したオサたち。
かなりぶれた。

・・最後まで下らない採集記を読んでいただき、ありがとうございました。

<採集成績>
◆ヤコンオサムシ×A
◆チュウゴククロナガオサムシ×@
◆アキタクロナガオサムシ(ながみねさん採集)×@
◆よく分からんハネカクシ×@
◆ビロウドコガネ×@

これまでにない惨果だ。敗因はおそらく粘り強くなかったことだろう。


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